パパイチ パパも小学1年生 あそび係

子育てを頑張っているパパに、こんな感じでもいいんだと思ってもらえるホッとできるブログをお届けします。

原爆被害のこと 一人の親として

伝えたくなったこと

仕事で、いつも新聞をチェックしているのだが、

被爆の記事に目が留まった、そして読んでみた。

この記事を皆に伝えたいと思った。

このブログに取り上げるのは「どうかなぁー」とも考えたが、

ぜひ知ってもらいたいので書き留めておこうと思った。

f:id:hirohiromikun:20201030235733j:plain



西日本新聞 最初の爆心地ルポ 祈りの肉質 2020年10月25日 朝刊3ページ

 

「長崎原爆翌日」東潤氏記録

 

「朝を迎えた私達の目に入るものは、まさしくこの世の生き地獄であった」。

詩人の東潤氏(1903~77)が75年前、日本軍の命令で原爆投下翌日の長崎に入り、

惨状を記したルポは「最初の原爆報道記録」と呼ばれる。

昨年1月、福岡市の遺族宅で直筆原稿が見つかり、

専門家は「原爆被害を知る上で一番の基礎資料」と高く評価する。

 

 

直筆原稿抜粋の一部

 

道ノ尾駅到着時)

何かしら黒い生物が穴から浮いてきて、突然、私たちの足部に絡みつく。

おどろいて声を挙げれば「助けて呉れ」と呻く負傷者であった。(中略)

残念ながら如何ともすることが出来ず、(中略)

ひたすらすがる断末魔の強い手を、残酷ながらも解きほぐし、

解きほぐしていくより仕方がありえなかった。

 

長崎駅付近など)

たまたま、三十がらみのバケツを下げた夫人が、爆心に程近い被害地に茫然として、無神経にたっていた。(中略)

とつぜん、バケツの中を指さした。おどろくべきことには、その中に首がある。

しかも五、六才になる女の子の首ではないか。

 

 

実際にこのようなことがあった

この記事、この記録を読んで

同年齢の子どもを持つ親として、こんなことがあったのだと知ってほしい。

たくさんの方に原爆の現実を知ってもらいたいと思い

今回は書きました。