母の死 グリーフケアのために書き綴る その16 子どものおかげ
やる気ゼロ
今年はなんだ仕事に限らず全般的にやる気がしない。
身体もだが、どうも気持ちが上がってこない日が多い
母が亡くなったせいにはしたくないのだが
それが原因の一つだとは思う。
私は、割と転職が多くて、母によく心配をかけていた。
そういうこともあって、仕事なんかは特に母に褒められたいというか
認めてほしい、安心してほしいという気持ちがあった。
でも、母がいなくなった今。その気持も無くなった。
そのあたりが、どうでもよくなってしまった感がある。
気持ちが上がらないのは、そういうこともあると思う。
やはり、大切な人を亡くすということは、これだけつらいことなのかと改めて感じている。
子どもに助けられる
娘が、
私が風邪気味の時、咳き込んでいると、近づいてきて「大丈夫?」と声をかけて「早く治るといいね」と心配そうな顔をして言ってくれる
「最近私の面白い話を聞いても笑ってくれない、たぶん、体調が悪いからだね」とびっくりするようなことを言ってくるし。
仕事の帰りが遅いとき、「いつもありがとう、また、一緒に遊ぼうね」と玄関に手紙を置いてくれる。
昨日家族で寝ていたら。息子が急にむくっと起き上がって、「パパはーー」と私を探していた。
あー寝ぼけているのかと思ってみていると
私を見つけ隣に来て横になって寝た。
そして、一緒に手をつないだ、息子は笑っていた。
この子たちが心の支え。この何気ない日常がずっと続けばいいと思う。
このようなことの一つひとつが心にしみる
母を亡くした心の隙間を埋めてくれる。生きる力が湧いてくる。
「おはよう!」いつもの朝が始まった。
さぁ 仕事に行くぞ!!