母の死 グリーフケアのために書き綴る その17 清志郎版「デイドリーム・ビリーバー」を聴く
カーラジオからデイドリームビリーバー
車の中でラジオを聴いていたら、ザ・タイマーズ『デイドリームビリーバー』が流れてきた。この曲は清志郎さんが、亡くなった母のことを歌っている曲だと知っていたので、そういう思いで聞いていたら、母を想い出し涙が流れた・・・。
それぞれの曲に対する思い
清志郎さんと違って私には一人の母しかいないのだが
母を思う気持ちが伝わってくる。
実母の死を乗り越えるための忌野清志郎の思いのこもった曲
これを聞くと、母のことを想い出し涙が溢れてしまう。
清志郎さんとは違うけど、自分はこんな感じで母を想い出している。
もう今は彼女はどこにもいない
朝はやく目覚ましがなっても
そういつも
彼女とくらしてきたよ
ケンカしたり 仲直りしたり
ずっと夢を見て 安心してた
僕は Day Dream Believer
そんで彼女はクイーン
でもそれは遠い遠い思い出
日がくれてテーブルにすわっても
Ah 今は彼女 写真の中で
やさしい目で 僕に微笑む
ずっと夢を見て 幸せだったな
僕は Day Dream Believer
そんで彼女はクイーン
小さいころから、当たり前のように暮らしてきた
ケンカしたり、怒られたり、そんで仲よくしたり。
骨も3回も折ったし、交通事故にも遭った。
仕事がつらくて辞めたいといった時も、その理由も聞かず
辞めて、「うちに帰って来い」と言ってくれた母。
そういうことを想い出してしまう。
ありえないけど、ずっとずっと居てくれると思ってた。
それで、安心していた。
会えなくなるなんて思ってもいなかった。
でも、それはあり得ないことだった。
現実に行ってしまった。
それも、「さよなら」も「ありがとう」と言う間もなく
突然逝ってしまった。
空から私たちを見守ってくれている
その言葉は、優しい目で私に微笑む母の写真に向けて伝えるしかない。
母と過ごした時間は本当に幸せだったし
たくさん、たくさん母の愛を感じて生きてきた。
その愛は、必ず自分の子に伝えたいと思う。
この曲は、亡き母が天国から彼を見守っくれている曲だと思う
娘が保育園で、
「天国に行った人とはもう会えなくなって悲しいけど、仲よくしていた人は、天国から私たちのことを見守ってくれていると思う。」
と言っていたそうだ。保育園からのお手紙にそう書いてあった。
今度、子どもたちと一緒に「デイドリームビリーバー」聞いてみよう。
そして、この気持ちを話してみようと思う。
