息子の骨折完治 超えた壁
息子の骨折やっと治った
10月に学校のターザンロープで左手首を折ってしまった息子
2か月かかってやっと治りきった。
10月に折ったと聞いたときは、本当にびっくりした。家に戻るとギブス(固定具)を付けた息子が病院から帰ってきてすごく痛々しかった。
それから、1か月半で、骨が繋がりギブスが取れた。
ギブスを外したばかりのころは「まだ、曲げると痛い」と言っていた。
骨は繋がっているのだが、本人はまだ不安だったのだろう。
しかし、少しづつ慣れてきて、日常に戻っていった。
12月になると、息子から「体育の授業に出たい」と言ってきたので
「大丈夫か?」と聞いたら「うん」という返事だったので、「いいよ」と言った。
息子は「やったー」と喜んでいた。
これまでの体育の授業は、全く参加しないのではなく、手首に負担がかからないようにと気を付けながらの参加だった。
しかし、これですべて解禁である。
同時に、サッカーもOKを出した。これもとても喜んでいて9月末に買ったサッカーシューズがほとんど使えていなかったので
早速履いて練習に行っていた。ボールも空気が抜けていたので自分で入れていた。(いつもは、パパにお願いというのに)
ひとつだけ不安なこと、それはターザンロープ
こうやって少しづつ復活していったのだが、一つだけ不安なことがあった。絶対に克服して欲しいこと、それはターザンロープへの挑戦だ。
自分からやろうとしなければ、こちらからやるようにしなければいけないと覚悟していた。逃げてほしくないからである。
そんな感じで、こっちは結構心配していたのだが、その日はあれよあれよという間に終了した。
日曜日、私が仕事から帰ると息子が出てきて、縄跳びをはじめた。
「2重飛びができるようになったよ、それもね5回連続!!」と言って目の前でやりだしたのだ
しかし、地面に石ころなどがあってやりにくかったらしく、「学校へ行きたい」と言ったので、最近あまり外で遊んでいなかったので「いいよ」と学校へ行くことにした。
学校に行くと、縄跳びをはじめた。
何回もチャレンジするのだが、連続3回が最高記録。結構きついらしく「少し休む、他の遊びをしようかなぁ」と言って
だーざんロープの方へ向かった。
そして、あれよあれよという間に、ターザンロープを掴んで始めようとしている。
私は、心の中で「えっ、ちょっと待って。大丈夫なのか・・・。」と思った
「それで、骨を折ったのだから、気を付けないと」という言葉が出そうになったが、それは言ってはいけないと思い我慢した。
息子は「ターザンロープ3段目からやる!」と言って、跳びのっている。
それが骨を折った使い方だ。こ私の心の中はヒヤヒヤである。
どのように乗り越えてもらおうかと考えていたのだが、そんな心配はいらなかった。
楽しんでやっている。「パパー見てーーー」と
本当の意味での完治
その様子を見て、これで本当に骨折が治ったのだと感じた。本当に良かったと思った。
そして、子どもって親が思っている以上に強いものだと感心させられた瞬間だった。
「また、一緒に学校来ようね。」と言って、鬼滅の話をしながら家に戻った。