娘のごっこ遊びが面白い
娘と小学校ごっこ
娘と遊ぶメニューが増えた。それはごっこ遊び。
小さい頃からよくやっていた。
保育園の時は、保育園ごっこ。もちろん娘が先生で、私が園児。
歌や踊りのけいこをよくやった。
そして、小学校に上がると、娘は担任の先生、私は生徒。
ただし、小学校に上がったら小道具がレベルアップした。
この「ごっこ遊び」だが、良い効果があるらしい。
「子育てベスト100」加藤紀子著によると
発達心理学の権威、心理学者のレフ・ヴィゴツキーは、ごっこ遊びを「認知・情緒・社会的発達をうながす高度な遊び」ととらえています。
ごっこ遊びする子供たちは、キャラクターやヒーローなどになりきることで、酋長力や記憶力、自分の能力に対する自信を養います。
・「言語力」がアップする
また、自分たちで話をつくりあげていくので、計画性や想像力も育まれます。
さらに、様々に考えを出し合いながら自分たちで役割分担をするなどコミュニケーションが活発になるので、協調性や自制心も身につきます。
ヴァンダービルト大学の言語学者、デヴィッド・ディッキンソン教授によると、ごっこ遊びをより多くした子どもの方が1年後の言語力が高いことも分かっています。
小道具の進化!
娘は、学校ごっこをやるということで、いそいそと準備を始めた。
最初にやるといったのが、算数の授業。
黒板代わりのコピー用紙に、「今日のめあて」が貼ってある。
授業が始まると、資料と言って別のコピー用紙を配った。
「こんな感じで授業をやっているんだなぁ~」ということが分かる。
私がちょっと不真面目な態度をとると
「授業中に勝手に話をしてはいけません!」
「はーい、廊下に行って立っててー」と廊下に立たされてしまった。
「えっ、こんなこともやるの」と思いながら娘の先生姿を楽しむ
授業が進んでくると、準備していた資料が見当たらないらしく慌てて探している。
うーん、探している姿も可愛い。
「先生、どうかしたんですかー」と尋ねると
指を立て口に当てて「しーっ」と言う。
もう一度聞くと、「廊下に、立ってもらいますよ!」と言ってくる。
結局探し物は見つからず、自分の机に行って何かを探していた。
戻ってくると、急遽算数から国語の授業に変わった。
昨日やった国語のプリントを出してきて、これをやってみてと言ってくる。
なんか授業っぽくなってきた。
手を挙げて分からないところを質問すると、娘なりに一生懸命説明してくれる。
そして、そっと「この辺りを読んでみれば」と教えてくれる。
ごっこ遊びの効果
ごっこ遊びのおかげで、学校の授業がどんな感じでやっているのかが分かる。
とても楽しい遊びだなぁと思った。
「学校どうだった」と聞くより、こっちの方がよくわかる。
ということで、学校のことを知りたいという親御さん「学校ごっこ」おススメです。
次は、図工の授業です。
娘が、明日の授業の準備を始めています。